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御代桜醸造株式会社
所在地
岐阜県美濃加茂市太田本町

歴史・環境

蔵の立つ岐阜県美濃加茂市は江戸時代、中山道の太田宿という宿場町として栄えており、創業家の先祖は愛知県の津島から移り住んで「津島屋」というだんご茶屋を営んでいました。
造り酒屋としての創業は明治26年。日本人の心という意味を持つ銘柄「御代櫻」の醸造元として、120年以上の歴史を有します。先代社長は元美濃加茂市長としても活躍されました。

2012年に誕生した新ブランド「津島屋」は、29歳の若さで蔵を継いだ昭和51年生まれの6代目社長・渡邉博栄氏と、25歳で杜氏に抜擢された昭和50年生まれの酒向(さこう)博昭氏が立ち上げた限定流通銘柄。

だんご茶屋として人々に癒しを届けていた当時を想い、「希薄になりつつある絆を大切にし、ヒトとヒトを繋ぎ、飲むヒトを笑顔にする酒でありたい」との願いが込められています。
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銘柄の由来
銘柄の『御代櫻(みよざくら)』は、古来から日本人が愛してきた桜の花の五弁花を日本酒の『甘・辛・酸・苦・渋』の五味五感の調和の象徴として、また八重咲きの桜である十弁花を酒の十徳を表すものとして、酒造に携わる幸せを桜に託し、日本民族の未来永劫の弥栄を祈念して命名されました。
こだわり
『地酒』という言葉がありますが、御代桜醸造では『自酒(じざけ)』、酒が育まれる自然の恵みへの礼賛の心、自らが自らの酒造哲学で美濃の地で醸した自分達の酒であるという想い、そして自分達の地元を慈しむ心を込めてそう捉えております。
酒造りの神髄とは何なのか。百有余年の歳月をかけて探し求めてきた私たちにも未だにその答えは見つけられません。答えを追い求める私たちの挑戦は、果てしなく続きます。
蔵元への質問コーナー
お米はどのような基準で選んでいますか?
元々、酒米についてはたくさん種類を使う方ではなかったのですが、もっと色んな酒米にチャレンジしてみたいと言うことで、少しずつ新しいお米を使う機会を作っています。
酒米を選ぶ基準ですが、日本中の日本酒を参考にして選んでいます。人伝で「この酒米はいいよ」という噂を聞いたものなどから、少しずつ試して自社の酒質やお水と相性の良いものに絞って行っています。
1番のこだわりは?
美味しさを一番に考えています。杜氏の酒向曰く「本当に美味しいお酒は飲み飽きない」と。「お客様の期待を少しでも上回れるように、どんどん美味しくなっていく」ことを目標にしています。
理想とするお酒とは?
お酒というのは「丸い球体」だと思っています。それをもっともっと透明に、もっともっと膨らませて、「どこまでも透明な丸い球体」を目指しています。そのイメージをお酒で表現できればいいなと思っています。