勝山特集ページ

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勝山とは

勝山は伊達家御用蔵として320年以上もの間仙台を代表する勝山酒造が醸す日本酒です。

勝山の日本酒は純米酒のみに特化しており、様々なお料理と相性が良く様々な飲み方がお楽しみいただけます。

勝山 名前の由来

「勝山」の名前の由来は2つあります。

1つ目は、侍に「勝ち星を山のように取る」という縁起担ぎの意味。

2つ目は、「勝山髷」から名付けた説。

「勝山髷」とは江戸時代初期に女性の間で流行した華やかな武家風の髷です。

勝山の特徴

勝山は泉ヶ岳から湧き出る軟水の伏流水を仕込み水としています。

1週間にタンク1本の贅沢な仕込みをおこなっており、様々な料理と相性が良いのが特徴です。

勝山の蔵元:勝山酒造について

勝山酒造は仙台で現存する唯一の伊達家御用蔵で、320年以上もの歴史がある代表的な銘酒醸造元です。

勝山酒造のこだわりや歴史についてご紹介していきます。

勝山酒造のこだわり

勝山酒造には徹底した品質管理や技術力があります。

以下の4つの観点から解説します。

酒質設計

世界的な食のトレンドに合わせた酒造設計を行っています。

精米歩合による「特定名称酒呼称」制度を脱し、より本質的な味の追及を目指しています。

遠心分離技術

勝山独自の遠心分離機で「週仕込み」に対応しています。

今までとは異なり、やわらかく透明感のある新しい酒質になっています。

仕込み

1週間にタンク1本分の仕込みを行っています。

醪(もろみ)の温度管理やタイミング等徹底した管理のもと、じっくりと発酵を促しています。

火入れ・貯蔵

新鮮に保つために、早瓶火入れにより瓶詰までの工程を短くしています。

直接瓶詰めして火入れを行うことで、2度火を入れていた従来の方法と異なり酒質の劣化を防ぐことができます。

早瓶火入れの後はマイナス5度の冷蔵庫に貯蔵します。

出荷の直前まで、徹底した品質管理がなされています。

勝山酒造の歴史

勝山酒造は江戸時代の元禄年間に創業しました。

明治32年に東北で初めて酒母の速醸実験が行われ、仙台に鉄道が通ってすぐの時代に勝山は宮城県から初めて東京へ出荷された最初の日本酒となりました。

昭和44年、仙台に進出していた上野精養軒より営業譲渡を受け、仙台精養軒としてレストラン事業を始めました。

日本酒が洋食と共に飲まれるようになったことから、新たに日本酒の酒質と味のあり方について研究がなされ、「献勝山」が発売されました。

「献勝山」は勝山酒造の昭和時代の大ヒット商品となりました。

その後酒蔵を仙台市青葉区上杉から泉ヶ岳の麓へ移転しました。

今まで1500石あった生産量を300石まで減らし、銘柄を「暁・伝・献・縁」の4種類に集約しました。

仕込みは純米酒以上の高級酒のみを醸す専用の蔵でおこなわれ、全ての工程で温度管理が徹底されました。

また「遠心分離機」を導入し、勝山最高級酒「暁」に採用しました。

数々の賞を受賞し、2015年にはSAKE COMPETITION2015にて「献」が全国1位に輝きました。

同年、第17回宮城県清酒鑑評会のサポーターズ・セレクションにて「縁」と「戦勝政宗」が金賞を受賞しました。

勝山の代表銘柄とおすすめのペアリング

勝山の代表銘柄と相性の良い料理をご紹介します。

勝山「献」純米吟醸

日本一の日本酒を決める「SAKE COMPETITION」にて2015年、2016年に2年連続第一位に輝いた商品です。

気品のある香りと滑らかな飲み心地で、口当たりはさらりとしているのが特徴です。

相性の良い料理は鮪の中トロの刺身や鮨、のどぐろの塩焼き、しゃぶしゃぶ、小籠包などです。

おすすめのグラスは白ワイングラスで、温度は10℃前後が最も美味しく頂けます。

勝山「伝」純米大吟醸

KURA MASTER2019でプラチナ賞およびプレジデント賞(最優秀)を受賞した商品です。

力強さと優美さを兼ね備えた完成度の高い日本酒で、酸の後にきめ細かい旨味を感じるのが特徴です。

相性の良い料理は牛肉(鉄板焼き、すき焼き、焼肉)、刺身(鮪トロ、ブリ、カツオなど)、中華料理全般、生ハムなどです。

おすすめのグラスは大ぶりのワイングラスで、温度は5〜10℃が最も美味しく頂けます。

勝山「縁」特別純米

ふっくらとした柔らかな甘みと旨みが感じられ、長い余韻を楽しめる商品です。

酸がアクセントになっていて、日本酒がお好きな方から普段あまり飲まれない方にもおすすめです。

相性の良い料理は鮪トロや鰤など油の乗った赤身の魚やご飯もの(特に酢飯)等です。

この商品は食用米のひとめぼれを使用しているため、ご飯と相性の良いすべての料理に合います。

おすすめのグラスは冷酒の場合は小ぶりのワイングラス、燗酒の場合は白磁の平盃です。

温度は冷酒の場合は15℃前後、燗酒の場合は40〜45℃がおすすめです。

勝山「暁」純米大吟醸 遠心しぼり

お米の甘みと旨み、発酵による酸味など、すべてが美しく一体化した日本酒です。

キレのある喉越しで、余韻の長さが食材の旨みを増幅させます。

相性の良い料理は脂の乗った魚の刺身・寿司(酒割り醤油)、和食なら炊き物、焼き物、水菓子などです。

他にもフレンチやイタリアン、中華と相性が良いです。

おすすめのグラスは大ぶりのワイングラス(ブルゴーニュタイプ)、おすすめの温度は5〜10℃です。

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